いよいよ10月1日から予選応募期間が始まりますが、今年度東大杯の予選応募は、他では見られない特徴が多くなっております。本日は映像審査の導入に加えてもう一点、予選審査の詳細についてお伝えいたします。
東大杯では例年、未発表原稿(他の公な弁論大会で発表されたことの無い原稿)のみならず、全国の大会で既に披露されてきたいわゆる既発表原稿も応募可能としてきました。それは、人々を魅了するスピーチでさえあれば、たとえそのスピーチがすでに世の中に発表されていたとしても「広める価値がある」と考えてきたからに他なりません。この考え方は本大会の創設当時からの理念である「パブリックスピーキングの文化を日本に広める」という目標の達成にも大きく寄与していると考えています。
今年度はより一層その目標に近づくため、新たに一つの規定を加えさせていただきます。
本大会予選では 1 人 2 作品までご応募いただけ、それぞれについて別個に審査いたします。ただし、同一人物の 2 作品が本選に選ばれることはありません。(大会要項より抜粋)
世の中に発表する価値のあるスピーチを複数お持ちの方にはぜひどちらもご応募いただきたいという趣旨であります。スピーカーの多様性を確保するため本選に出場できるのはお一人様あたり一作品となりますことをご了承ください。また、応募スピーチ数の差が応募者間の公平性を害することを妨げるため、上限を2本とさせていただきます。
応募に際して、二本のスピーチを提出する場合はそれぞれ別個にアプリケーションフォームを記入し、YouTubeに映像をアップロードする必要がございます。詳しくは10月1日より公開の大会要項をご覧ください。
沢山のご応募を心よりお待ち申し上げております。
大会実行委員長
岡部晴人(教養学部2年)
0コメント